暖冬な今年、ついに1月は金沢で積雪がなく、2月になりました。
そして、立春を過ぎてから、寒波が・・といっても大したことないのですが、少し冬らしい金沢になりました。
で、寒くなると補聴器をお使いの方にはちょっとした問題が起こります。
それは・・・「補聴器電池の寿命が短くなる問題!」です。
ということで、知ってるようで知らない冬場の補聴器電池についてのお知らせです。
この時期になると「最近補聴器の電池の持ちが悪いみたい」といったお声をよく聞きます。いつもは1つで1週間持つのに。3日ほどしか持たないとの声も・・
実は補聴器用空気電池は、電池表面の小さな穴から空気が入り、中で化学反応を起こして発電する仕組み。なので、補聴器にはシールが貼ってあります。シールをはがすと発電が開始されます。
実は冬場は温度が低いため電圧が低下したり、ストーブなどで室内の二酸化炭素濃度が上昇してうまく酸素を取り込めずに電圧が低下する場合があります。
なんと!寿命が35%も低下するとのデータも!!
そもそも、寒い中では電池の性能は発揮しにくいという事らしいです。
ということで、寒い日でも少しでも電池を長持ちさせる方法をお伝えします。
・寒い日は電池を手で温めてから補聴器に入れるなど、ちょっとした工夫を
・そもそも寒い場所で保管しない
などなどです。
対策をしても、どうしても使用時間が短くなる傾向はありますが、寒さに電池が弱いという事を知っていると対応も違ってくると思います。
冬場も上手に補聴器を使って、快適な生活をお過ごしくださいね。
太陽めがねからのお知らせでした