太陽めがねではメガネの修理も行っています。実は、メガネって壊れても最近ではほとんどの場合で直るんです!例えばですが、金属製でも樹脂製のメガネでも真ん中から「バキッツ」!と折れていてもも直ります!
また、金属製メガネの場合はフレームの色も塗りなおし・塗り替えが出来ます。
今お持ちのメガネを「全く違う色にする」ことも。また、「レンズの部分とその他の部分を違う色に塗り変え」ることも可能です。
そんな中ですが、店頭で出来る修理もあります。今日はその中でも比較的多い修理をご紹介。
その修理とは「バネ丁番」の修理です。
最近ではちょっと少なくなりましたが、少し前までは紳士用メガネをメインに「バネ丁番」という機構がついたメガネが流行りました。
これは、テンプル(腕)の付け根部分に箱が付いており、(下の写真では金色の三角形みたいなの)この中に文字どおり「バネ」が入っており、このバネの弾性を利用してテンプルが外に逃げつつも、内側にテンションが掛かるという機構です。
メガネの掛けはずしの際には外に広がるので掛けやすく、掛けると適度に顔に当たる(本来は違うのですが・・)のが好評のメガネです。
ただ、構造上、使用しているとどうしても中の部品が劣化し、壊れてきます。このバネ丁番機構の場合はほぼ、全てテンプルが外側に広がったまま内側に帰って来ない。という故障になります。
でも、このタイプの故障であれば店頭で簡単にお直しが可能です。
では、実際に見て行きましょう。
まずは、故障箇所の確認。このようにテンプル部分が外側に開いてしまっています。手で戻せは戻りますが、これでは折角のバネ丁番の意味がありません。
続いてテンプルのねじを外し、本体から外します。故障箇所はこの金色の部分の中です。
続いて、機構部分をばらします。実はこの作業が一番の肝!簡単に外せる時もあれば、なかなか外れない時もあります。これは中の壊れている部品が完全に壊れていると楽なんですが、変に機能が残っていると厄介な作業になります。
で、今回は比較的簡単に外せました。ここまで来れば、ほぼ完成と言っていいでしょう。
バラバラにした内部構造です。バネがありませんが、頭がちょっと大きい棒とバネと、ブランジャーそしてケースとなります
そして、新しい部品と交換です。
全部新品のパーツです。きれいでしょ!
この部品を金色のバネボックスの中に組み込みます。組み込むとこんな感じ。
バネの中に棒を通し、その頭をブランジャーで押す形になります。
そして、これをテンプルの中に戻します。
で、ネジを締めれば完成!
これで元通りになりました。
横から見ても外に広がっていません。
これで、また、しばらくは大丈夫でしょう。
といことで、今回は太陽めがねで出来るメガネ修理のご紹介として、スライド式バネ丁番の修理をご紹介しました。
また、よろしくお願いします