今日は昨日2010/1/7の北国新聞に掲載されていた記事のお話です。
毎週木曜日に「女性の目」というコーナー記事があるのですが、昨日は「目指せ 眼鏡美人」ということでした。
一般の方と眼科医さん、視能訓練士さん3者の対談だったのですが、メガネの選び方やおしゃれについてのお話でした。
その中で、皆さんにお聞きいただきたい内容があったので、紙面をお借りしてご紹介したいと思います。
それは、遠近両用メガネはいつ作ればいいのか?ということです。
残念ながら若いころ眼(視力)が良かった方も、近視の方も遠視の方もある程度の年齢が来ると必ず手元が見えにくくなります。ざっくばらんに言うと「老眼」になります。
嫌な響きですよね~「老眼」って。でも、なってしまうんです。
太陽めがねにご来店いただくお客さまの中にも、「眼を細めて見ていたり」「ガマンして老眼鏡を使わない」方がいらっしゃるのですが、それって、眼に負担はあっても良い事は無いんです。
良く、老眼鏡を掛けると眼が進んでしまう。という話を聞きますが、それは迷信です。メガネを掛けなくても掛けても老眼はやってきます。
我慢して無理して見ることにより、肩が凝ったり、頭が痛くなったりしてはもったいない。
それなら、早い時期から老眼と仲良く付き合っていったほうが絶対に良いです。と、普段から私たち眼鏡店は思っているのですが、いざ、お客さまにお話をしてもなかなか受け入れてもらえません。
そんな中昨日の記事の中に眼科専門医の先生がこんなことをおっしゃっていました。
「30代後半から40代半ばまでに遠近両用を作っておくと、スムーズに眼鏡を生活に取り入れることができます。「遠近両用適齢期」といっています。
そうなんです!我慢して我慢してから作る老眼鏡や遠近両用は、眼がそれだけ進んでしまっている為、メガネの度数を合わせる(慣れる)までに時間が掛かったり、合いにくかったりします。
遠近両用は「床が浮いて掛けれない」や「ふらついてイヤ」というのは、老眼の度数が進んでからメガネを掛けることによりそれまで見ていた見え方(ぼやけて見えていた)とメガネをかけることによりはっきり見える世界との差に体がついていかない為というのがかなりの確率であるんです。
それを防ぐ為にも、どうせなる老眼と仲良く付き合う為にも、「遠近両用適齢期」のこともちょっと頭の片隅に置いておいて下さい。
もちろん、太陽めがねではしっかりとご説明させていただきます。