本日、太陽めがねに大型免許の更新の為にご来店いただいたお客さまがいらっしゃいました。
大型免許や2種免許に必要なのは視力と深視力です。ではそれはどんな基準なのでしょうか?
普通免許の場合は基本的には視力に関する規定のみで両目で0.7以上かつ、一眼でそれぞれ0.3以上あればOKです。
もし、片眼が0.3以上無い場合は他眼の視野が150度以上で視力が0.7以上あればOKです。
では、大型や2種免許の場合はどうか?
基準がちょっと厳しくなり、両眼で0.8以上かつ一眼でそれぞれ0.5以上の視力が必要です。また、普通免許にあった片眼の視力が出ない場合の例はありません。
しかし、その他に基準が・・・それが「深視力」です。
この深視力は通常の数値の視力ではありません。わかりやすく表現すれば物の凹凸・立体として認識できるか?ということです。
深視力は専用の検査器で測定します。
写真がその検査器。機器を2.5m離れて測定します。
離れたところから見るとこんな感じに。 どうです?わかります
中は、こんな風に3本の棒が立っており、真ん中の棒が奥から手前に移動します。
そして、「三桿法の奥行知覚検査器で2.5mの距離で3回検査し、平均誤差2CM以下(立体視差40")」の基準の範囲に入ればOKと言うわけです
写真の位置はこの位置。ほぼ、平行に並んだ位置。動く真ん中の棒をこの位置で止める事ができれば最高です。
一番最初に書いた免許更新のお客さまですが、現状のままで視力・深視力ともに問題ありませんでした。
今回の用に「心配だから検査だけでも・・・」という方も大歓迎です。太陽めがねでお待ちしております