公開日:2006/08/26

メガネレンズのキズはこんな感じ!キズは取れないんです

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メガネを使用している方から本当に多い質問がレンズのキズに関するもの。金沢・太陽めがねでも多い質問です。
このレンズもキズとコーティング剥げが激しいです。
プラスチック眼鏡レンズの場合、レンズ基板の上にコーティングが施されていますが、ひと口にコーティングと言っても実は幾層にもなっています。
1) ハードコート・・・キズからレンズを守ります。
2) マルチコート・・・光の反射を防ぎ、明るくクリアに見えます。
3) 機能性コート・・・水やけや汚れを防ぎます
このコーティングは物凄い薄い膜でして、ニュアンス的には「ラップ」している感じです。
キズは素材がプラスチックであるため、表面に砂や硬い塵でもついていて、き気づかないうちにそのまま拭くと傷になってしまいます。
では、コーティングはなぜ痛むのか?
それは、「熱の影響」が一番です。
レンズに熱を受けると当然ですがレンズは膨張します。この時レンズ基材の膨張とコーティングの膨張が一緒ならば問題無いのですが、この膨張の具合が違うんです
これによりコーティングが裂けるような感じになるんです。
また、レンズの表面の水分も大敵!表面のコーティングを劣化させる原因になっています。
さて、レンズのキズやコーティングは治せるのか?
答えは「ノー」です。
キズのために表面を削ってしまってはレンズ度数が変わってしまうと思われますし、削ってしまった様々な形のレンズの型を作って再度、研磨やコーティングを掛けるほうがコストが掛かってしまうとのこと。
ここは残念ではありますが、レンズ交換でお願いいたします。m(__)m

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