寒くなりました。寒くなるというか、10年に一度の大寒波なんてこともありまして、とっても寒いです。
寒くなると補聴器にもちょっと問題が・・
それは動作温度と電池の寿命の2点です。
まずは本体(動作温度)の話
補聴器は電池で動いています。また電子機械でしてあまり寒くなると動かなくなります。
まず、補聴器の動作温度についてですが、メーカーや機種によって違いますが、大体0℃~40℃ぐらいまでになっています。
今はあまりないともいますが、本当に寒い場所にあって、0℃以下の状態になると動かなくなります。
この場合は暖かい部屋に移動してしばらく置てもらうか、手の中などで温めてください。
次は電池(動力源)のお話。
今の補聴器は電池式と充電池式の2タイプがあります。
最近は電池交換の手間などから充電式を選ばれる方も多く、使い勝手のおおむね好評を得ております。
しかし!電池も充電式も寒さい弱い!弱いんです。
特に電池は減りも早くなるんです!!
メーカーからも注意喚起されています。
・低温
・乾燥
・二酸化酸素の増加
この3点が揃うと電池寿命は低下します。感覚としては夏場の半分ぐらいの寿命・・
北陸は乾燥は少ないかもしれませんが、ファインヒーターだと二酸化酸素が増えますし、エアコンだとやっぱり乾燥します。
どちらにしても電池には悪条件。
じゃ、どうすればいいんや~となりますが、抜本的な解決策は無いかなと・・(寒くない冬はないので・・)
なので、冬場に電池寿命が短くなるのは故障ではありません。ご了承いただければと思います。
では、充電式はどうか?
あるメーカーでは、充電する際、周りの温度が5℃~40℃である必要があります。
5℃未満の環境でご使用する際に、補聴器が充電できない、音が出ていない、ランプが2回点滅しているという現象が発生する可能性があります。
このような動作が見られた時は充電池が反応していないサインを示します。手のひらなどを使い、体温で補聴器(充電池)を温めてからご使用ください。
との事、やっぱり寒いと充電式も充電できないなどの問題があります。でも、充電してしまえば使える時間はそんなに短くないのかなとも・・
上の写真のように充電器の上に奥だけで充電します。
もし、今電池式の補聴器をお使いの方は、次回は充電式補聴器も考えてみてはいかがでしょうか?
太陽めがねでは補聴器も取り扱っております。認定補聴器技能者のいる太陽めがねでお待ちしております