今日はタイトル通りスバリ!「パソコンが見やすいメガネ」お作りします。についてです。
実はこのパソコン用メガネ、普通に運転用などの遠くを見るメガネや新聞や手芸などお手元専門メガネ(いわゆる老眼鏡)と比べると、ちょっと難しいメガネになるんです。
なぜ難しいか?
一口にパソコン用と言っても、使われるお客さま1人1人の環境やご要望が違います。
例えば、
1.デスクワークが長いのでとにかくパソコンと手元の資料のみが快適に見たい。
2.パソコンはもちろんだが壁の時計や、ちょっと向こう側のデスク(2~3mぐらい)まで見たい。
3.デスクワークの比重が多くパソコンがメインだが、外回りもあるので運転もしなければならない。
などなどあるかと思います。
そして、同一人物の方がこの3つの例のどれを選択することによって、レンズの選択は全て違うことに、場合によっては度数も変える場合があるんです!!
要望は「パソコンが見えるメガネが欲しい」なのですが、なぜ違うレンズや度数になるのか?
それは・・・
「奥行き感の違い」なんです!!
上記の1はとにかくデスクとパソコンがメインです。この場合普通の老眼鏡で良いんじゃない?と考えがちですが、普通の老眼鏡は単焦点という固定ピントの度数の為、40cm前後のモニターにピントを合わせると手元の資料やキーボードが見えない。逆に手元にピントを合わせるようにレンズを作るとモニターが見えない。なんて現象が起きます。
この1番を重視する方は手元から40cm~50cmの範囲が見やすいレンズを選択する必要があります。
このようなレンズをデズク専用タイプ・「近々両用」(きんきんりょうよう)レンズと言います。
次に2の方。この要望はデスクも見たいが社内や家の中などもちょっと見たいとい事になります。メガネを掛けて顔を上げた際にぼやけるのが嫌ということ。先程の1と比較すると見たい距離がちょっと伸びます。大体2m前後まで見たいという方向けです。
このようなレンズを室内専用タイプ・「中近両用」(ちゅうきんりょうよう)と言います。
そして3の方。この方はパソコンも見たいが運転もしたい。つまり、遠くが見えることが条件です。ただし、完全に遠くでなく、必要なときに遠くが見たい。もちろん、手元もそれなりに見たい。ということになります。見たい距離は5m以上になります。この要望はほとんど従来の「遠近両用メガネ」になりますが、従来の遠近両用は遠くが7~8割、手元は3~2割ほど見える設計になっているため、手元は顎をぐっと上げて、レンズの下の方で手元を見るという形でした。今回は遠くはそこまで重視しません。
そんな方にはオールラウンドタイプ・「新」遠近両用をお勧めします。
この用に1口にパソコンが見やすいメガネといっても様々あり、それぞれ長所・短所があります。
(遠くを見せるようにすればするほど手元の範囲は狭くなっていきます)
さらに、最近では見やすくなるレンズカラーやコーティングが出来ます。が、これを書くと長くなるのでこちらはまた後日ご紹介します。
太陽めがねではお客さまの要望を聞き、実際に全てのレンズの見え方を試していただいて、ご要望に少しでも近い形の「パソコン用メガネ」を提供していきます。
メガネ専門店だから出来る納得の説明を提供させていただきます。
お気軽に太陽めがねでお問い合わせください。
おまちしております