鯖江のメガネ工場見学記第2弾です。
工場内は残念ながら撮影禁止。そうですよね、企業秘密がタップリだと思います。
ここで改めてメガネフレームの生産工程について。金属製のメガネフレームの場合工程数は200~250!!すごい工程数ですよね。
内訳は母材から部品の加工で80工程、その部品同士を繋げるなどの加工で40工程、そして組み立てで20工程、それを磨く工程で10工程、そしてメッキなどの表面処理に30工程、最後のパッドの取り付けや調子とりなどで20工程となります。
今回見た工場は以前に比べるとかなり機械化が進み、また人員配置も考えて作業をしていましたが、それでも工場で働く人が400人と巨大です。
それぞれのメガネフレームで違う、各パーツの切削やプレスの工程は迫力満点でしたし、今回の目玉であるレーザー溶接(特許らしいです)はほんとに細かい金属を正確に接合していました。
また、七宝と呼ばれる装飾は今でも手作業。細かい作業でフレーム1本1本を丁寧に仕上げていました。
本当に撮影できないのが残念です。
2時間半に及ぶ工場見学を終えるとお昼ごはん。
鯖江市のお隣、越前町(工場から5分ほどです)のお蕎麦屋さんです。
なかなか良い雰囲気。やっぱり福井といえばソバが名物ですからね。
この日の見学者で一斉に行くので蕎麦が出てくるまでの間、「ゴマ豆腐」が出てきました。
このゴマ豆腐。上の緑のソースがわさびベースで、非常に上手い!つ~んとくるあの感じと出汁の具合がバッチリ!
さぁ、そしてお待ちかねのお蕎麦。冷たい天ぷらぶっかけ蕎麦です。
蕎麦は平打ちでボリューム満点。大根おろしのだし汁で食べます。これも美味しかった。
満腹になったあと、工場に戻ると。シャルマンの堀川会長がお迎え。
紹介しているのは
福井の日展作家さんが書いた富士山と桜の漆を用いた画。
シャルマンさんにはライセンスの関係はもちろん、世界中からお客さまが来社されるそうで、ロビーから入って最初の壁に日本と言えばということで、この富士山とさくらの画を掛けたそうです。
私たちが見てもきれいですばらしいと思うこの作品。海外からのお客さまのさぞ喜ぶでしょうし、日本人の繊細さ器用さに感動してくれると思います。
その後、光の中へ・・・さの奥に待っているものとは・・・
その3へ続きます