太陽めがねはメガネ・補聴器の販売店なので、もちろんメガネを売っています。
しかし、メガネ・補聴器はアフターも重要な商品でして、曲がったり、ゆがんだり、ネジが取れたり、補聴器だと汚れが詰まったりなどなどいろんな事が起こります。
販売するのと同じぐらい、売った後もきちんと対応。これは創業時からずっと忘れなていない事です。
ということで、今回久しぶりに懐かしいメガネの破損でしかも、修理が出来たのでちょっとご紹介。
大事なメガネ修理編「ニコンクラシオのブリッジ修理」です。
「ニコン」と言えば、日本代表する光学機器メーカー。メガネ業界では、メガネレンズが有名です。ですが、昔はメガネフレームも作っていました。
なんと!現在主流となっているチタンフレーム製のメガネは「チテックス」という名でニコンが1981に世界で初めて販売した物です。
しかし、作っていましたという事は、今はメガネフレームの製造販売から撤退しています。
そんななか、ニコンが作ったフチなし(ツーポイント)メガネに「ニコンクラシオ」というシリーズがありました。
今でも画期的な製造方法なのですが、フチなしメガネは通常レンズに穴をあけてボルトとナットでレンズを挟み込んでメガネフレームとレンズを固定しています。
しかし、これには欠点があり使用しているとどうしてもネジが緩んできて、メガネ自体がグラグラするという事がおこりました。
これを、ニコンはレンズもフレームも自社で製造していることから、レンズに特殊加工で楕円形の穴をあけ、そこに楕円形のチタンフレームパーツを差し込む方法を開発しました。
これにより、レンズの裏側にボルトなどの突起は無く、滑々したレンズ面になりました。
前置きが長くなりました。で、今回この懐かしのニコンクラシオの修理をお預かりしたという話です。
まずは修理前。
レンズの裏側に楕円形の穴が開いているのがわかるかと思います。で、レンズ面は突起が無くスッキリしてます。
ブリッジという部分がポッキリ割れています。金属が破断しているという方がわかりやすいでしょうか?
こうなると、この部分を再度溶接というのは難しく(金属自体が細く点と点では強度が弱いし、添え木だとみっともない)
で、どうするかと言いますと。
修理後
キレイに治ってる~
ただ、すみません。今回もうパーツが残っていなかったので、シルバー色に変更でパーツ交換をしました。
修理専門のメーカーさんにパーツが残っていたので今回パーツ交換にて対応しました。
この部分は新品パーツなので強度も問題ありません。
あ!この修理は店頭では出来ないので、修理屋さんに送って修理してもらいました。
あ~治ってよかった!
メガネの修理も太陽めがねでお待ちしております。
他店で購入したメガネでの出来る限り対応しますのでお気軽に♪