本日、店長が入っている石川県中小企業家同友会の勉強会がありました。
3つの分科会があったのですが、今回参加したのは「メンタルヘルス」についての分科会です。
タイトル「経営者にとっての企業のメンタルヘルス」~心の健康は良い経営と業績成果を導く~となっており、講師は石川県産業保険推進センターの岸弘一さんです。
講師の岸さん自身、経営者として長い経験があるかたで、自身の体験からいろいろお話していただきました。
内容ですが、今なぜ職場でのメンタルヘルスが重要視されているのか?
現在自殺者は交通事故死の5倍以上あります。それには様々な原因がありますが、心の悩みによるものが多いと言われています。
また、企業には一般的な安全第一などの、肉体的な安全配慮義務だけでなく、疲労や心理的負荷による健康を損なわないよう注意する、健康配慮義務も課せられています。
社員が健康な心で働くことは健全な会社経営をする上で大切な経営基盤である。経営者や管理者がまず、健康な心でいないと適切な経営判断ができない。メンタルヘルスを考えることはよりよい人生を生き抜くことを考えることなどなど、結果として企業の生産性を高め、より良い業績成果を導くとのことです。
では、実際にどうすれば良いか?
まずは、自分自身がどのような状態なのかまた、多くは「ストレス」からくるものなので、ストレスとどう付き合うか。を身につける必要があります。
ストレスへの気づきには下記のチェックシートなどを使います。
そして、対処ですが、やっぱり休養・睡眠・運動など気分転換がまずは解消に良いとのことでした。
また、もし職場では、仲間や上司が「いつもと違う」ことに気づくことが大事です。
その場合、大事なのは「聞くこと」(傾聴)だそうです。そして、適切な専門家への紹介だそうです。
つまり、コミュニケーション!が大事ということ。相の意見を聞き、受け入れた上で、適切なアドバイスを行う。簡単そうで難しいこのスキル。日頃からの社員との接し方が大切だとあらためて知った日でした。
おかげさまで太陽めがねではこれまでこのような体験をしたことはありませんが、今後のことも考えると、とても重要で良い学びでした。