本日、梅雨明けした金沢です。いや~暑いですね。陽射しが強いです。
陽射しが強くなると欲しくなるのが、そう!「サングラス」です。
サングラスと言えば「レイバン(RAYBAN)」ですが、レイバンのサングラス自体には度付きがありません。(そりゃサングラスですがら当然ですが)
じゃ、度数がいる方がレイバンのサングラスのような度付きサングラスが出来ないのか?
と言われると、答えは「度付きサングラスに出来ます!」となります
現在、主流のプラスチックレンズは「染色」という形で色をつける事が出来ます。
ざっくり言いますと、色素の入った壷にレンズを入れるとレンズがその色に染まります。時間が短ければ薄い色に、長く付けると濃い色になります。
現在、メガネ業界では共通のカラーサンプルで「アリアーテ」という名称でカラーサンプルが各お店さんに常備されていますのでその中からお好みの色を選ぶことが出来ます。
でも、その規格の中にはレイバンカラーである「G-15,G-31,#3」と呼ばれるカラーは入っていません。
では、レイバンカラーで度付きは出来ないのか?(やっと本題です)
答えは「可能です」(正確にはかなり近い色ですが・・)となります。
上の写真の右側が元々レイバンのサングラスに入っていた「G-15」カラーのレンズ。
右側が度付きに「G-15」カラーで染色した、度付きカラーレンズとなります。
モニターの色によっては違うように見えるかもしれませんが、現物はかなり近い色に仕上がります。
では、なぜ同じに仕上がらないか?
1つは素材による違いです。レイバンのサングラスレンズは「ガラス製」です。一方、度付きレンズの方は先ほどご説明したように「プラスチック製」です。この元々の素材の違いはどうしても表れてしまいます。
もう1つは「厚みの問題」サングラスレンズが度数がありませんから、厚みも均一ですが、度数が入るとどうしても1枚のレンズに厚い部分と薄い部分が出来ます。これにより光の透過の際色が変化して見えます。これ以外にも度付きレンズにはコーティングがされていますが、ガラスの場合はありません。これによっても若干の違いが出ます。
とは、いえ実際に使う分にはほぼ、レイバンのG-15の色になりますので、もし、度付きのサングラスをお考えでどうせならレイバンのレンズの色にしたいな~と言う方はお気軽にご相談下さい。
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