メガネと快適におつきあいいただくためにという小冊子を以前メーカーから頂きました。知ってるようで知らないメガネレンズについてちょっとご紹介したいと思います。
まずプラスチックレンズの構造的特長について
図のようにプラスチックレンズは、基材の上に何層ものコートがほどこされています。そのために使用環境や条件によって、キズが付いたり、コートがはがれたりします。
まず、プラスチックレンズは熱が嫌いです。高温になる場所での装用や放置はさけましょう。60℃以上に加熱されますと、レンズ面のコートにひび割れをおこすことがあります。たとえば車のダッシュボードの上に置いたままにしたり、サウナにメガネをしたまま入ることも禁物です。
加熱されるとレンズ基材とハードコートは膨張しますが、反射防止コート、撥水コートは膨張しません。このため基材とハードコートに引っ張られて、ひび割れの原因となるわけです。
それがひどくなるとフレーム枠が圧力となって「カン」と呼ばれる、レンズの破損を招くことがあります。
お手入れ方法などはまた明日